11月2日から11月4日に広島県呉市で開催された、野呂山3日間大会(正式大会名称:広島県オリエンテーリング協会&広島オリエンテーリングクラブ発足50周年記念大会 兼 第24回広大大会)では、広島大学オリエンテーリングクラブと広島県協会が共同で運営を行いました✨
昨年の第23回広大大会の運営経験から1年、今年は野呂山3日間大会の運営を行いました。どちらも日本ランキング対象大会に選ばれており、とても貴重な経験をさせていただきました。ここでは、その様子や感想を報告します。
大会準備は約1年前から始まりました。広島県オリエンテーリング協会の皆様や、イベントアドバイザーの西プロさん、他にも外部からこの大会に携わりたいという方々と広大OLCを含めて準備を進めていきました。競技会場の野呂山周辺は自然豊かでオリエンテーリングに合った地形です。大会に参加した方々からも高難易度テレインで、とてもよかったと褒めていただきました!広大OLCの一部学生もコースプランナーとして携わり、その他地図製作の実地調査や会場の調整、幾度もの試走などを行いました。また、合計500名を超えるエントリー数があり、当初の予想の2倍となる申込数に嬉しさと緊張感を抱きながら着々と準備に取り組みました。
そして、長い準備期間を経ていよいよ大会当日!となった直前、なんと台風23号接近というまさかの事態に🌀1日目のスプリントの開始時刻を遅らせるという形で開催するという判断が下されました。しかし、午前中に新幹線と電車(呉線や山陽本線)の運行がストップし、山陽自動車道も一部通行止めになったことで道路が渋滞し、アクセスが難しい広島・野呂山テレインにもはや誰も当日来られないのでは?と冷や汗をかく展開に💧結論として、このような交通事情による遅刻者が多さなど様々なことを総合考慮して、今回は実際のスタート時刻からのタイム計測という形がとられました。トラブルはあったものの、無事大会をスタートでき、本当に安堵しました。
※イベントアドバイザーの西プロさんが、野呂山運営に関して書かれた記事を出されています。こちらもぜひ読んでほしい内容です!
記事についてはコチラのリンクをクリック!
2日目のフォレストや3日目のリレーは天候に恵まれ、予期せぬトラブルがあったものの、最終的には大会を遂行することができました🌞参加者の皆様からも、テレインの素晴らしさやコース設計・運営の対応に関して温かい言葉をたくさんいただきました!普段は大会に出場する立場ですが、運営側になると普段大会を運営する方々の凄さを感じ、改めて感謝の気持ちを持ちました。運営に回るからこそ新たな視点を得られたり、見えない場面まで知ることができたりと、学びの収穫が多い3日間でした。
今回初めて大会運営を担当した部員も多く、連絡調整がスムーズにいかなかったことや、大会運営人数が少なく役割分担が難しい部分もありました。また、天候の影響で急な変更や対応余儀なくされ、大変なことも多かったですが、それ以上に無事に大会を終えられたという達成感の方が大きいです。そして、広島県協会の皆様をはじめとする野呂山3日間大会の運営に携わった皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。運営を通じてたくさん学ぶことがあり、広大OLCとして非常に意義のある時間となりました。そして、オリエン界では西の果てに近い広島に、遠いところからお越しいただいた参加者の皆様、本当にありがとうございました✨広島県のオリエンテーリングを今後盛り上げていくために、更なる成長を目指して広大OLCは活動し続けます!!
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